それぞれの格言の説明は管理人の投資経験や考察から書かれており、正確な意味を反映しているとは限りません!そのことにご注意して、お読みになってください!

銘柄選びの相場格言

・暴落日の赤札銘柄は注目
・知っているものだけ買え
・相性のよい銘柄につけ
・買いたい銘柄が無くなったら売れ
・最初の(突然の)大出来高は買い
・下値圏、出来高増加は、要注目
・信用銘柄、期日接近底値圏
・買いにくい相場は、高い
・買いにくい株ほど、よく上がる
・割安に買いなし。割高に売りなし
・不時の出来事があったら買え
・事故に売りなし
・ストに売りなし。災害に売りなし
・不慮の災難は、買い
・突発事故は、売るな
・事件会社の株は敬遠すべし
・高値圏での好材料発表は売り
・安値圏での悪材料発表は買い
・噂で買え、事実で売れ
・知ったらおしまい
・株価は価値プラス、需給プラス人気
暴落日の赤札銘柄は注目
赤札とは株価が上昇している銘柄のことである。昔、証券会社で証券マンが顧客から注文を受けるときに、買い注文は赤い伝票。売り注文は青い伝票に記入していた。また、株価ボ−ドでも上昇は赤色。下降は青色になっている。株式市場全体が大きく下げているときに、逆行して上げている銘柄は何かあることが多い。外部環境の悪化にも関わらずに上げる強い銘柄に乗ることは大切なことである。暴落時に出てくる投げ物を全部買って株価が上昇するわけだから、よほど、その会社の株を買いたい筋がいることになる。稀に、そのような銘柄が、のちに大相場に発展する場合もあるので注意したい。
知っているものだけ買え
知っているものとは、自分の得意としている株とか熟知しいる株のことである。ただ、会社の名前や業績などを知っているだけではダメで、株価の動きや癖まで知り尽くしていないといけない。そのような得意株を持っていると自然と相場環境によって閃くものである。この相場なら、あの銘柄が動きそうだな!よし、今度はこれが動きそうだとか。
新規上場株などは、値動きが大きく魅力的ではありますが、あまりにも激しすぎて
逆に損してしまうことも多い。新規上場株は特に、動きが極端で銘柄によっては、
上場当日にストップ高になって何日もストップ高が続く場合がある。その反対に、
上場当日からストップ安で、その後もだらだらと下げ続ける銘柄も散見される。
ストップ高をつける銘柄とストップ安をつける銘柄とでは決定的な違いがあるというわけではない!会社の業績や内容だけでは理解しがたいものがあります。
要は、買いたい人が多いか?または売りたい人が多いかの需給関係によって
株価は決まります。
相性のよい銘柄につけ
株には不思議と相性が良い株とそうでない株が出てきます。相性の良い株は、以前買って儲かった銘柄とか気になる銘柄です。何回か儲かると、ますます値動きの癖とかがわかり、儲けられるか確率が高くなります。その反対に、相性の悪い銘柄は、何回やってもなかなか勝てません!その原因は、「また負けるのではないだろうか?」と腰が引けた状態になっているからです。相性の悪い銘柄をよくするように努力するのではなく、相性のよい銘柄に的を絞って取引することの方がはるかに良い結果が得られます。
買いたい銘柄が無くなったら売れ
買いたい銘柄がなくなったら売ることの意味は、買うのに魅力的な銘柄がなくなったということである。上げ相場が長期間続くと、どれもこれも高値まで買い上げられてしまい、買う人が減ってしまいます。そうなると、今度はきっかけしだいで下げに転じることになります。相場は、買いだけでなく売りもあるわけですから、買うのが有利なのか?それとも、売りの方がよいのかを冷静に考えて行動を起こすことが必要です。
最初の(突然の)大出来高は買い
株価が大きく上昇するとき大量の出来高を伴って急騰することがよくあります。何も好材料が出たわけでもないのに、なぜ、これほどの急騰をするのかわけがわかない!その場合は、理由がわからなくても、とりあえず強い上昇の動きに乗ってみるのも一つの方法です。しかし、最近の相場はサイクルが短くなったためか急騰したと思っていると
すぐに下がってくることも多いので注意が必要である。
下値圏、出来高増加は、要注目
下値圏というのは、要するに高値から下がってきて日柄が経過している状態である。高値で買ったしこり玉も整理されて、出来高も細ってきている状態のときに、急激な出来高の増加は、相場上昇ののろしになることが多い。その意味で、高値から下がってきて値幅と日柄の整理された銘柄は、急騰の準備に入った銘柄として注目しておきたい。
信用銘柄、期日接近底値圏
信用を利用して自己資金以上の株式を買い付けて下がってしまった場合、すぐに投げるか、持続するかの決断を迫られる。大抵は、追い証(追加の保証金)を入れてでも
頑張る(持続する)道を選ぶ投資家が多いようです。信用取引の決済期限は普通は6ヶ月である。最近では、金利を無期限の信用取引を続けられる「無期限信用」という取引方法も定着しつつある。無期限信用のようにどこまでも頑張るつもりならば浮上する日もあるかもしれないが、相場の性格上、一旦高値をつけて下がった相場が、高値から6ヵ月後に、前の高値を抜いているということは少ない。大体は、信用の高値買いの投げが期日が迫ってくると出るために、高値をつけた5ヶ月目あたりが底になることが多いとされている。
逆に言えば、高値を買って頑張ったけど戻りそうにもないので投売りされた安値を拾って1ヶ月も辛抱すれば利食いの可能性はかなり高いといえましょう。
買いにくい相場は、高い
これは相場をやっている人ならば誰でも感じることだろうと思います。買いにくい株は、とても買えないとおもうので、買わないで見ているとどんどん騰がっていきます。あまりにも騰がると買わなくてしまった!と思う気持ちが強くなって高値にあることを忘れて飛びつき買いをしてしまいます。するとどうでしょう。今まで信じられないぐらい軽快に騰がっていた相場がピタリと上昇の動きを止めて、動きが一転して、買い物が引っ込み、売り物ばかりになる。いわゆる、天井を掴んだわけです。そうなると、今度は下げるばかりで、待てば待つほど損失が嵩みます。そんな時は、一刻も早く損切りするに限ります。
買いにくいと感じるときに思い切って買い、買いやすいと感じるときは売りが正解なのです
買いにくい株ほど、よく上がる
「買いにくい相場は高い」と同じようなことですが、買いにくい株は、勢いよく騰がっている株で、ここで買ったらすぐにでも下げてしまうだろうな?と思わせるような株です。
しかし、勢いよく騰がっている株は、上昇を止める動きが強烈に働かない限りは、騰がり続けるという性質があります。ストップ高をした銘柄は、次の日もストップ高をすることも割りと多い。しかし、よく騰がった株は反動安もきついものがあります。こればかりはケ−スバイケ−スなので、よく騰がっている株を追いかければ必ずしよいとばかりはいえない面もあります。
割安に買いなし。割高に売りなし
株価が割安か割高かを判断するのに、一般的に株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)が使われることが多い。このような指標を使って、企業の価値と比べて、株価が安いと思っても、必ずしも期待通りには株は動きません!株が買われた売られたする大きな要因は、需給関係からです。買いたい人が多いか?それとも売りたい人が多いのか?
によって株価が動かされる。株価を動かす投資家心理も、「割安だから買う。」「割高だから売る。」
というよりも「儲かりそうだから買う」「損しそうだから売る」という心理の方がずっと大きい。
割安だからと考えて買った株が上がらずに、こんな割高な株はとても買えない!と
空売りした株のよく上がること。相場は世間一般の常識が通じない世界なのでしょう?
不時の出来事があったら買え
予想外の事件があると株を持っている持っている人は、あわてふためいて、とりあえず株を売っておこうと考えます。そのようなパニック状態の時には、投資家のみんながいっせいに売ろうとするので、
馬鹿みたいな安値がつくことがあります。そのような安値に売り込まれれば、何もしなくても
リバウンドの動きが出て、買い玉に利が乗ることは易しい。見極めが難しいのは、不時の出来事が
一時的なものなのか?それとも、その企業にとって重大な影響を与えて、すぐに回復するレベルのものではないかどうか?また、パニック売りが出ているときに、自分は逆に買い向かうことが
出来るのかどうか?という点です。
事故に売りなし
事故にもいろいろありますが、通常レベルでは一時的な悪材料で、企業に長期的な悪影響を与えることは少ないと考えられます。よって、事故で売られたとしても、長期的に持つつもりならば
あわてて売る必要はないと考えられます。
ストに売りなし。災害に売りなし
ストや災害は会社の経営方針や経営理念が根本的に変わるようなものではないので、一時的に
生産能力が落ちても、直に業績も落ち込む前の水準に戻ってくることが多い。

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